税を考える週間(11日~17日)に合わせて、東紀州各市町のスーパーに子どもたちの習字と絵手紙が張り出されている。
毎年恒例の行事。絵手紙は、以前は主婦の店セントラルマーケットに全ての作品が飾られていたが、今年は保護者が見に行きやすいように、それぞれの市町にあるスーパー等に掲示している。
おそらく、事前学習でビデオなどを見ていると思うが、子どもたちに身近な公共の財産として、学校や教科書、道路や信号、公園、消防車やパトカーなどを描いたものが多い。「税金を納める」「税金を取られる」と両方の視点があるが、「取られる」視点からの作品と思われるものもあった。
なお、習字の題は「税と未来」。政府の借金は増え続けている。衆院選挙があり「103万円の壁」など、税制に関するニュースをよく聞くが、今のことはもちろん、子どもたちが未来に希望の持てる税制、財政にしてもらいたい。「ちゃんとした税金の使い方をしてね」と子どもに言われているようではいけない。
(M)