季節が進み、すっかり新緑の頃となった。山々は濃淡さまざまな緑に彩られ、まるで迷彩柄の衣をまとっているかのようだ。少し前まではサクラ色のドット柄だった景色も、季節の移ろいとともに姿を変え、山もまた衣替えをしているように感じられる。
朝の冷え込みに応じて、いつもより厚着をして出掛けた日のこと。いつの間にか気温が上がり、日差しを受けると汗ばむほどに。失敗したと感じたが、時すでに遅し。脱ぎ着して温度調節しやすい上着にしておけばよかったと少し後悔した。
花粉症も徐々に落ち着き、ようやく一息つける季節となったが、今度は暑さへの備えが欠かせなくなってくる。水分は必携と考え、ドラッグストアでペットボトルを箱買いして常備するようにしている。
そろそろ衣替えも必要な時期だが、今のタンスの中には半袖と裏起毛のトレーナーという相反する服が混在している。移ろう季節のはざまにいることを実感する。週間天気予報によるとすっきりとは晴れない予報で、しばらくはこんなちぐはぐな状態が続きそうだ。
【織】
