近大新宮中学校で情報モラルについての講話があった。講師は人のために発言したことが、真実でも、相手を傷つけたり、社会的な評価を下げるようなことを公開すれば、名誉棄損になることがあると生徒に伝えていた。自分たち記者も他人事ではないと感じた。
言葉や文章は使い方を間違えれば凶器になる。出来事を正確に伝えることは大切なことだが、誰かを傷つけたり、読者をあおったりするような文章を書くことは記者である前に人としてどうか。
テレビなどで記者会見を見ていると高圧的な態度で質問している記者をたまに見かけるが、そういう人に限って自分が注意されると、反論したり、攻撃的になる。自分が世界で一番正しいと感じているのだろうか。
昔働いていた会社の先輩に「自分の行動に疑問を持って行動することも大切」と教えられた。それまでは自分の目線でしか物事を見ることができていなかったが、客観的に見ることができるようになった。自分の考えだけでなく、相手のことも考えながら取材と記事を書くことも大事だ。
【祐】
