春の全国交通安全運動が15日まで実施され、期間中は警察や関係団体が啓発活動を通じて、交通ルールの順守や正しい交通マナーの実践を呼び掛けた。新年度が始まって間もないこの時期は、初めての通学・通園となる新入生・園児がいたり、今春に免許を取得したばかりという新米ドライバーがいたり、異動間もないため道に不慣れなドライバーがいたり、交通情勢に変化が現れる。いつにも増して交通安全を意識しなければならない時期だ。
当方も気を引き締めてハンドルを握っている。毎日通る慣れた道でも、速度は控えめに、”かもしれない運転”を実行。あたり前のことだが、速度を控えていると、周囲の状況がよく見える。横断歩道での一時停止についても、横断しそうな歩行者を早い段階で見つけ、ゆとりを持って止まる準備ができる。
改めて言うまでもないが、このゆとりこそが安全運転の秘訣だと思う。時間に余裕をもって出発することも一つ。時間が迫ると知らずのうちに速度が出てしまう。みんなが5分早く出発するだけで交通事故が減るのではないか。簡単に実践できる取り組みだ。
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