三重県立木本高校と紀南高校が統合して誕生した「熊野青藍高校」。校名は中国の古語「青は藍より出でて藍より青し」に由来し、ふるさと熊野の海より広く大きく成長してほしいとの願いが込められている。
わが子も無事に同校に入学することができた。これから始まる学校生活には不安も多いが、1期生としての誇りを胸に、努力を惜しまず勉学にスポーツに励んでほしい。
来年度には、和歌山県立新宮高校と新翔高校の統合が控えている。新宮高校は明治期の創立から現在まで、時代や生徒数に応じて何度か統合や分離、学科の改編などを繰り返してきた。私が在籍していた当時は、普通科(7組)と建設工学科(2組)があり、新翔高校は新宮商業高校だった。今後の生徒数の状況から、今回が最後の大きな動きになるかもしれない。
新宮高校では新しい学科「学彩探究科」がいよいよスタートした。現代社会が抱える複雑な諸問題に対応する分野を横断した多彩な学びが展開される。主体性、協働力、課題解決力、創造力など、社会人としても必要なスキルを身に付けられると思う。
【織】