子どもたちが楽しみにしている水泳の授業が間もなく始まる。コロナ禍で、例年のようにたくさんの回数はできないようだが、プール掃除を終え、今からワクワク待ちきれない様子のわが子たちである。
私が小学生のころは、プールの後に水で目を洗うのが常識だったが、今は積極的に洗眼を行っていないようだ。塩素の入った水道水で目を洗うと角膜のバリア機能が障害されるそうで、泳ぐ際にゴーグルをつけるのが望ましいという。
日焼けも今は有害なものとされている。昔は夏といえば真っ黒に日焼けしているのが健康的なイメージだったが、皮膚がんや老化の原因となるため、予防するのが一般的となってきている。プールの時にもラッシュガードを着ている子も多い。
医学や科学は日進月歩。さまざまな分野で研究が進むことで、昔の常識が今の非常識となることも多々ある。思い込みや考え方を変えるのはなかなか難しいが、柔軟に対応していかなければ時代に取り残されてしまいそう。
生活に色々な変化はあるにせよ、今も昔も水遊びは大人気。子どもたちには貴重な夏のひとときを思いっきり楽しんでほしいと思う。
【織】