紀北町の3月議会は来年度の当初予算を含めて全議案を可決して閉会。当初予算にも目新しい新規事業はないが、5期目の尾上町政としては継続性が問われる。
施政方針では「来年度からこれまで以上に観光施策を推進していく」と述べているが、観光振興は重要課題の一つ。馬越峠や城ノ浜など観光資源が点在し、夏の銚子川と燈籠祭はオーバーツーリズムを引き起こしており、課題は収益性と町内連携にある。
目下の課題は故障が続く古里温泉で、スポーツ合宿の受け皿でもある古里の民宿の魅力を削ぎたくはないが、大規模な改修が必要だとすると、観光振興や健康増進も含めた費用対効果も考えなければならない。
紀北町の観光の形では、紀北健康センターを核にしたウェルネスツーリズムに可能性は見いだせないか。町内には良好なウオーキングコースも多く、ちょい減らし+10、eスポーツ、脳トレなど健康施策のバリエーションも多い。海岸や漁港での朝ヨガ、農業体験なども絡めて滞在時間を増やせないか。
(R)
