みえ熊野古道商工会の青年部長に就任した立花さんは岩手県出身。インターンシップで紀北町に来て、燈籠祭に飛び入りで参加して「町に受け入れてもらえた」と実感したという。祭りやイベントで〝よそもの〟を巻き込んで地域の担い手として育て上げた好例といえる。
地域の観光やイベントは「いかに人を呼び込むか」を考えなければならないが、紀北町の銚子川と燈籠祭は例外で、どう安全性を担保するか、集客を収益につなげるか、というフェーズに入っている。
この集客力を生かして運営側や地域の担い手に引き込めないか、という考えはある。例えば、インターンシップや実地調査で紀北町に訪れる大学生を燈籠祭の制作に引き込めないか。銚子川の環境保全に興味を示す人もいるはず。
担い手の育成は、おわせ港まつりでも同じことがいえる。春は甘夏ワーケーションや釣りで誘客に励んでいるが、これらの取り組みと港まつり実行委員会が連動できないか。収穫体験した甘夏畑や魚を釣った岸壁から見る花火は一興だろう。
(R)
