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不連続線「昨今の報道を考える」

 有名人の女性トラブルは週刊誌報道に端を発し、テレビ局のスポンサー離れと経営陣の辞任まで及んだ。トラブルの内容や影響はさておき、テレビ局なのに動画撮影禁止で会見、批判を受けて行った10時間超えの記者会見、会見後の週刊誌の記事訂正と、オールドメディアの問題点が噴出したと側面がある。

 SNSでも多様な意見があるが、SNSも情報を伝える媒体であり、ニューメディアの一つといえる。新型コロナウイルス感染拡大のころからSNSと報道について考えているが、ネットの情報は玉石混交で信頼性が担保しにくい一方で、東京都知事選や兵庫県知事選で選挙結果を左右する影響力を発揮している。この信頼性の担保の難しさと高い情報拡散能力のアンバランスさは解決しにくい課題だろう。

 全国紙の朝刊を読むと、森友学園問題は未だに尾を引き、東京五輪をめぐる談合事件の地裁判決がようやく出た。日々過剰な情報量に接しているが、真実を知るには時間と手間がかかる、ということは理解しておく必要がある。

(R)

      不連続線

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