当地方での歴史的大雪からしばらく経つが、連日厳しい寒さが続いている。和歌山県内でも、北部の方はまだ雪が降っているところもあるらしい。こちらでも山間部ではまだ雪が降ったり残っていたりするので、道路の凍結などには十分注意しなければならない。
今朝、雪の結晶が車にたくさんついていると、知人が写真を送ってくれた。六角形のかわいい形。写真やモチーフではよく見かけるが、雪が降らない地域では実物はあまり見る機会がない。すぐに溶けてしまう美しく儚い空からの贈り物である。
雪の結晶は、樹枝六花と呼ばれる代表的なパターンを始め、シンプルな角板、くっついたり立体的になったりした複雑な形のものなど、大分類8種類、中分類39種類、小分類121種類に分けられる。とはいえ分子レベルで見ると、1つとして同じものは存在しないという。
雪の結晶で画像検索してみると、中央に小さな結晶がはめ込まれたようものやたくさんの繊細な枝がついているもの、紋章のようにかっこいいものなど、まるで芸術作品のようである。今度見つけた時は、唯一無二の形をじっくり観察してみたい。
【織】