東京オリンピックの聖火が20日、ギリシャから日本に到着。宮城県の航空自衛隊松島基地に到着した。25日まで「復興の火」として、東日本大震災で大きな被害を受けた宮城、岩手、福島の3県を巡り、26日に福島県から国内の聖火リレーが始まる。
三重県は4月8日(水)、9日(木)の2日間。愛知県から引き継いで、和歌山県にリレーする。東紀州は紀北町の馬越峠の一部区間を3人が、熊野市駅前から山崎運動公園までを24人が、それぞれ聖火を持って走る。時間の関係で、全市町でお披露目とならなかったのは残念。
せっかくの機会なので特に子どもたちにはできるだけ多く、聖火を間近で見てもらいたいと思う。ただ、馬越峠の区間は両脇に人が並べる場所がほとんどない。登り口付近か、夜泣き地蔵の上側か。紀北町教育委員会生涯学習課も対応に苦慮していると思う。
新型コロナウイルス感染症が世界的に流行しており、オリンピックが予定通り開催されるかは不透明だが、とりあえずは聖火リレーが無事行われることを願う。洋の東西を問わず火には清めの意味がある。聖火が全国を回ることでコロナ禍が終息すれば幸いだ。
(M)