いわゆるカタカナ言葉がはん濫している。記事を書く時はなるべく置き換えを考えているが、分かりやすい言い換えが出てこなくてそのまま使ってしまうこともある。
よく使うのは「ワークショップ」。ネットで調べると「参加体験型講座」という意味が紹介されている。「作業体験」や「体験」などと書くケースが多いが、しっくりこないこともある。
最近、増えてきたと感じるのは「コンテンツ」。「内容・中身」という意味。新聞で言えば、一つ一つの記事またはその集合体がコンテンツである。観光分野で頻繁に使われるようになっている。結局はカタカナ言葉になってしまうが「メニュー」と書くことが多い。
これからも、多くの外来語、科学技術用語が出てくるだろう。会社や団体の名前もアルファベット表記のものが増えてきた。何と発音するのか分からないものもある。縦書きの文書が作りにくくなると感じる。ネットではすでに横書きだが、そのうち多くの新聞が横書きの組み方になってしまうかもしれない。
(M)