「オフも主役はドジャース」。4年ぶりのワールドシリーズを制覇したドジャースの話題が尽きない。
プロ野球ロッテの佐々木朗希投手が米大リーグに挑戦するニュースが流れるや、移籍先の最有力候補はドジャースだと。正直「またかよ」とぼやいたのは筆者だけか。
西海岸で暖かいロサンゼルスが本拠地の立地に加え、育成面や古豪であること、それに大谷翔平選手、山本由伸投手がいる。これだけ条件がそろえば、ドジャースでお世話になろうと考えるのは当然ともいえる。
だが、大志を抱いて海を渡るのだ。大リーグの「25歳ルール」でマイナー契約でのスタートも覚悟のうえ。あえて日本人選手のいないチームに身を置き挑戦してほしい。いかなる苦悩も乗り越えてメジャー契約を勝ち取り、剛速球で打者を打ち取る雄姿を見たい。
希望は大谷選手が昨年まで所属していたエンゼルス。今年もア・リーグ西地区で最下位だった。エースとして弱小チームを立て直す救世主に。そんな男気を見せてほしいと願う。
(N)