「みんなでしっかりサイバーセキュリティ」。2月1日から3月18日までは「サイバーセキュリティ月間」。国民の情報セキュリティについての関心を高め、理解を深めることを目的に、毎年啓発強化に努めている。
月間が始まったのは、平成21年度。コンピューターウイルス感染による被害や個人情報の流出などの脅威が顕在化し、事態を重く見た政府の主導で始まった。当初は、2月を「情報セキュリティ月間」とし、平成27年から現在の名称と期間に変更されたが、今なお不審なメールによる情報漏えい被害や個人情報の流出が続く。
①OSやソフトウェアは最新に②パスワードは貴重品のように管理③ログインID・パスワードは絶対教えない④身に覚えのない添付ファイルは開かない⑤ウイルス対策ソフトを導入⑥ネットショッピングでは信頼できる店を選ぶ⑦大切な情報は複製して保管⑧スマホやパソコンなどの紛失・盗難に注意⑨困ったときはひとりで悩まず、まず相談を—が被害を防ぐ9か条。
スマホで誰もがネットを利用できる昨今、安心して恩恵を受けるためには、セキュリティについて関心を持ち、実践することが大切である。
(J)