旧町内にさまざまなおひなさまを飾る尾鷲おひなさままつり。2月5日に4か所でスタートしたが、桃の節句が近づくにつれて設置か所も次第に増えて、いよいよ佳境に入ってきた。店舗の営業日の関係もあり、全ての会場がオープンする日はないが、3月1日から3日の集中開催日には26の会場に並ぶ見込み。
豪華な段飾りをはじめ、つるしびななど、例年、趣向を凝らしたさまざまなおひなさまがお目見え。会場によってはイベントも予定されている。
回を重ねて今年で16回目。設置会場も増えてはいるが、〝歩いて見に行けるまちなかのおひなさま〟〝旧町内おひなさままつり〟がコンセプトなのか、その範囲は旧町内にとどまる。センター管内にも眠っているひな人形はあるだろうし、会場に加わりたいという施設があるかもしれない。各コミュニティーセンターの教室で作ったおひなさまを展示して会場に加えるなど、さらなる発展のために一考する余地はないか。
旧町内でチラシを見かけることはあっても、センター管内ではまず見ない。「こっちの方は頭にないんやな…」。そんな寂しい声も聞こえてくる。ちょっとした気遣いで変わってくるのだが…。
(J)