尾鷲市矢浜コミュニティーセンターで14日、コーヒー焙煎(ばいせん)講座が行われた。5人が、片手鍋と簡易コンロを使ってコーヒー豆の焙煎に挑戦した。
講師は元小学校教諭の武村道明さん(61)。武村さんは6年半ほど前に片手鍋で焙煎している様子を動画サイトで見て自身でも挑戦。「思いのほかおいしかった」体験から、毎週の休みに自分で焙煎するようになったという。
この日は120グラムの豆を使って深煎(い)りに取り組んだ。コンロの火を中火にし、鍋を温めてから緑がかった生の豆を入れ、ふたをして約10秒ごとに鍋を大きく振るってまんべんなく火を通していった。
15分ほど作業を続ける上、5秒振って5秒加熱というあわただしさで、参加者は「大変」と苦笑い。武村先生に「もっと大きく振って」と指導を受け、中華鍋でチャーハンを作る時のように思い切りよく鍋を振っていた。
豆に火が通り始めると鍋の中が湯気で曇り、さらにしばらくすると豆が茶色く変わり、香ばしい匂いが調理室に漂った。煎った豆は冷ました後バットに入れ、欠けたものや割れたものを取り除いてパックに入れて持ち帰った。武村さんによると、欠けたものなどが交じると雑味になるという。参加者らは「飲むのが楽しみ」などと話していた。
終了後、武村さんが焙煎した豆でコーヒーを味わった。
28日(土)午前10時から正午まで、同じ講座を開く。参加費500円、定員5人。申し込み、問い合わせは同センター(0597-22-6367)。
