23日が天皇陛下の誕生日、翌24日が筆者の誕生日。少しだけご縁がある。
令和になっての天皇誕生日は初めてだが、運悪く新型コロナウィルスが全国に広がりだし、一般参賀が中止された。記者会見で陛下は「新型肺炎の早期終息を願う」と述べられた。
陛下には皇太子時代の平成25年5月18日、紀北町城ノ浜のホテル季の座の1室で開かれた昼食会に招かれた。「みどりの愛護」のつどいでの出来事で、当時議長だった筆者も同席させてもらった。陛下は、熊野灘臨海公園の一角で、河津桜をお手植えされた。
誕生日の前々日、現場を見に行くと、お手植え桜が見事に満開。陛下の弥栄を祝っているようだった。ホテルが案内看板を設置している。
天皇誕生日当日午後、県立片上池公園にある道の駅紀伊長島マンボウに行くと、名物の「マンボウの串焼き」に大行列。近くで清掃していた係が、「朝から行列が絶えない。すごいです」という。
連休には違いないが、この季節にこれだけの人出にびっくり。
新型肺炎の政府の対応や官僚制度の問題点が目立つ。陛下の真剣な思い「早期終息」に向かうことができれば、全国民の願いにつながるだろう。
(北)