本稿の締め切り数時間前、ネットで一報が飛んだ。中国武漢市の新コロナウィルス肺炎に関係して、政府が派遣した民間機チャーター便の料金を一人8万円本人負担とする政府方針が変更するようだ。
大半の搭乗者は企業からの派遣だろうから、企業負担で済む話だろうが、留学生は別にして…
変更で大きな矛盾が起きるのは、武漢から自力で脱出したという帰国者が熱を出し、検査を求めたら断られたという一件。人の命に関わっているのに、官僚の意識は最低。
防衛省管理の政府専用機を派遣する話もあったが、自衛隊が運用するため「軍用機」と見なされて中国政府が断ったとされる。
ついに三重県でも感染者が出た。どこの市町か公表されていないが身近に迫ってきた。他人事では済まない。まるで戦争前夜みたいだ。
当地のホテル関係者は、中国人の団体客は宿泊していない、料金や過去の経験もあるので、という。まずはホッとした。台湾や香港の個人客は宿泊しているようだ。
米・北朝鮮の開戦必至とされた時、邦人の退去に自衛艦を派遣し、釜山港に横付けして救出する案が出た、韓国政府が、旭日旗を理由に抵抗した。忘れてはならない。
(北)