台風10号が接近しつつある。予想通りの進路の中心を通ると、27日午後から28日朝にかけて紀伊半島に上陸する見込みとなっている。
19日午前の段階での予報円は四国から東海にかけてと幅が広い。18日の予報では、ほぼまっすぐ北進する見通しだったが、一度西に曲がって、東に折れて日本に接近するという、よくあるパターンの動きに変わっている。予報が固まるにはしばらく時間がかかりそう。
影響が出始めるのは週明けと見られる。この土・日曜日にはさっそく天気が崩れそうだが、風はそこまで強くはなさそう。台風襲来に備える行動は早めにとっておきたい。
昨年は8月15日に台風の被害があった。今年は昨年以上の猛暑で、停電が長引くと影響が大きいと考えられる。自宅に被害がなくても避難をすることも必要かもしれない。
予報技術の発達で、現在のように数日前から警戒し、対応が取れるようになったのは素晴らしいこと。一人一人が情報を生かすことが防災の自助の第一歩。十分に気を付けたい。
(M)