梅雨入り前だが、じっとしていても汗ばむ日が増えてきた。12日は福島県伊達市で最高気温が35.2度を観測。全国で今年初めて最高気温が35度以上になる「猛暑日」となった。
これから一層気を付けなければいけないのが熱中症と食中毒。熱中症については先日、気温は24度くらいなのに「やたら暑くて寝付けない」と思っていたら、明け方にのどが渇いて目が覚めたことがあった。
今年から、気温が特に著しく高くなることにより、熱中症による重大な健康被害が起こるおそれがある場合に「熱中症特別警戒情報(熱中症特別警戒アラート)」が発表されるようになった。翌日分が発表されるので、できれば外出の予定を振り替えることや、自宅にいても涼をとる方法を複数用意するなど、対策をしておくのがよい。
尾鷲市は市内のスーパー(一部除く)や薬局を、暑さ対策の緊急避難施設(シェルター)とする協定を結んだ。使わないに越したことはないが、外出先のルート上や近くの施設は把握しておくのがよいだろう。
(M)