2日夜、そろそろ寝ようかと思っていたところ、携帯電話がけたたましくなり始めた。緊急地震速報かと身構えたが10秒ほどたっても揺れてこない。画面を見ると「津波注意報」の文字。フィリピン沖で推定マグニチュード7・7の地震で遠地津波の懸念があるという。
職員が出てくるのを見計らって午前1時ごろに市役所防災危機管理課に電話。「避難者はいない」「黒潮道路のゲートを閉める予定はない」と聞いてから、大曽根浦と天満の船溜まりの様子を見に行った。午前2時ごろ天満の船溜まりでは何人かが船の様子を見ていたようだが、行った時には避難の呼び掛けなどはなかった。
遠地津波予報の仕組みがなかった時は、揺れなくいきなり海の様子がおかしくなる、津波が押し寄せる状況だった。警戒できるようになったのはいいこと。
数人から防災行政無線が聞こえなかったとの話を聞いた。ワンセグはどうだったか。今回は陸地に影響はなさそうだったが「万が一」のことがある。情報伝達がしっかりできるかは、検証する必要がある。
(M)