大寒に入ったとたんに3月並みの暖かい日が続いていたが、冬型の気圧配置となって再び本来の寒さが戻ってきた。各地で梅が花数を増し、緋寒桜も咲き始め、確実に春に向かっている。
間もなく立春を迎え、暦の上で春になるが、早いところでは2月上旬にもスギ花粉が飛び始める。気象予報会社などによると、当地方の花粉の飛散量は平年並みだが、前年に比べると2倍以上になると予測。飛散が始まる時期は2月上旬から中旬が予想されている。
花粉が本格的に飛び始めたとされる飛散開始日は、1平方センチメートル当たりの花粉数が2日連続して1個以上になった最初の日。環境省の花粉観測システムは2月1日からリアルタイムの飛散状況を提供する予定だが、初観測日はこれより早く、過去には1月早々に花粉が観測された年もあり、今年もすでに症状が現れている人もいるという。
昨年、症状が軽かった人も今年は要注意。アレルギーの症状を軽くするためには、規則正しい食生活が重要とされる。暴飲暴食を避け、体に優しい栄養バランスのとれた食事、早寝早起きや適度な運動など、今から体調を整えたいものである。
(J)