インフルエンザ患者が激減!?厚生労働省はこのほど、今期の新型インフルエンザの発生状況の公表を始めた。全国約5000か所の医療機関からの報告で、9月から翌年5月ごろにかけて毎週金曜日に発表しており、11日の第1報は岐阜県と大阪府、沖縄県で各1人の計3人。18日発表の第2報でも4人にとどまっている。
前期は第1報が3813人。沖縄で集団発生したという特殊事情があるが、ここ数年を見ても第1報はおよそ300人~1000人で、今年はかなり少ない。
インフルエンザは、例年1月~3月上旬をピークに、12月から4月ごろまで流行。ここ数年の年間罹患者はおよそ730万人~1400万人、年間死者数は1130人~3575人。
かつてマスクをつけているのは風邪や花粉症の人で、夏につけている人はいなかったが、いまやマスクが当たり前となり、手洗いなどもこれまで以上に徹底されている。
これからインフルエンザの時期となり、新型コロナとの同時流行に警戒感が高まっているが、新型コロナ対策=インフルエンザ対策で、引き続き新しい生活を実践することで、インフルエンザの大流行を抑えたいものだ。
(J)