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不連続線「夕暮れ時の交通事故防止」

 一日のうちで最も事故が起こりやすい夕暮れ時。周囲の視界が徐々に悪くなり、自動車や自転車、歩行者などの発見が互いに遅れたり、距離や速度が分かりにくくなることから、特に注意が必要になる。
 
 過去5年間の統計を見ると、死亡事故約1万8000件のうち、5時台が1211件、6時台が1128件、7時台が1077件と突出。月別では7月から増加に転じ、12月にかけてピークを迎える。
 
 夕暮れ時の死亡事故は「自動車対歩行者」が多く、約9割が「横断中」に発生。横断場所の内訳は、横断歩道での発生が約2割で、横断歩道以外が約8割。横断歩道以外の横断では走行車両の直前直後の横断、駐停車車両の直前直後の横断、斜め横断、飛び出しなど、死者の約7割に法令違反があることも明らかになっている。
 
 夕暮れ時の早めのライト点灯や昼間より速度を落とした運転、横断歩道に関するルールの順守など、ドライバーの交通事故対策はもちろんだが、横断禁止場所の横断など、ドライバーが気の毒に思えるような事例も発生している。歩行者も明るい服装や反射材の活用をはじめ、横断に関するルールの順守が求められる。
 
(J)

      不連続線

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