新型コロナウイルス感染症による収入減や、今後の経済対策に対応する1人当たり10万円の「特別定額給付金」や、子育て世帯への一時金の支給が決まった。すでに受け付けている自治体があり、さっそく詐欺の情報が出回っている。
これまでの手口と同様か、亜流と言っていいものだが、気を付けることが重要。今回は、原則として窓口ではなく郵送とインターネットで申し込みを受け付けることになっており、特にネット利用は偽サイトで個人情報などを抜き取られないように注意しないといけない。手続き面が不安なら、郵送で行うのが確実だろう。
県警によると県内では「申請ページを紹介する」と、リンクが張られた不審なメールが届いているという。また、国民生活センターのホームページでは、自治体や金融機関の職員をかたり「キャッシュカードの番号または口座番号に振り込まれるので番号を教えてほしい」との電話があった事例が紹介されている。
尾鷲市は25日以降、紀北町は20日ごろから書類が届く予定。書類に従って申請するのが安全だ。なお、マイナンバーカード申請を考えている人は、窓口が混まないうちに取得を。
(M)