4月こと座流星群の活動がピークを迎え、22日深夜から23日の明け方にかけて見頃とか。西高東低の冬型の気圧配置で夜は冷えたが、快晴。新月で月明かりに邪魔されずに観測できるベストコンディションだった。
全国で1、2位を争う多雨地域。年間降水量は名古屋や大阪の2.5倍だが日照時間はほぼ同じ。ほこりが雨に洗われ、夜空は澄み渡り、星空観察に適しているといわれる。
ベランダに出て星を眺めた。肝心の流れ星はなかなか見えなかったが、市街地から離れた自宅は、川を流れる水の音にカエルの鳴き声、満天の星。心が洗われる思い。
今年は6月に部分日食や、月が地球に影の周りにある半影に入る半影月食。8月にペルセウス座流星群、10月1日中秋の名月、10月6日火星接近、10月31日にその年で最も小さく暗い満月「マイクロムーン」、11月にしし座流星群、12月にふたご座流星群などの天体ショーがある。
新型コロナウイルスと闘う医療従事者への差し入れなど心温まる話題の一方で、デマや誹謗中傷に、果ては石が投げ込まれたり、落書きもあったとか。星に願いを—ではないが、一日も早い終息を願いたい。
(J)