新型コロナウイルス感染症の拡大が止まらない。県内でも明和町で2人の感染が確認された。14例目、15例目。県が濃厚接触者の調査と確定、PCR検査などを進めている。
尾鷲市議会の有志が市に緊急提言。市は9日の全員協議会でどのような取り組みをしているか説明した。取りまとめ部署である福祉保健課や教育委員会は特に業務量が増えていると思うが、混乱を招かないためには正確な情報が何より重要。ただし、住民にきちんと届かないといけない。
ワンセグで繰り返し放送されるのは効果がある。ホームページやツイッターなどのSNSは比較的若い人への発信に向いている。加藤千速市長は、市が持っている手段を活用し、変化があった場合や緊急事態には自身が直接市民に呼び掛けると表明した。
影響が甚大になり、対応している課も多岐にわたる。取り組みの主体が国や県ということもある。情報発信を受けて、問い合わせをしようと思っても、どこに尋ねればいいか分からないという声が議員からも出ていた。多忙なのは理解するが、住民のために、問い合わせ窓口を一本化してもらいたい。混乱防止や不安解消につながると思う。
(M)