先日、ある男性から、JR紀伊佐野駅すぐ横の踏切を車で通行したら、交通違反で”切符”を切られたと連絡があった。この男性は、自分がなぜ止められたのが最初は事情が分からなかったが、警察官から「この踏切は自動車の通行が禁止になっている」と説明を受けた。標識が掲げられているものの、男性は「標識は目立たないし、車が通行したらいけないことを果たしてどれだけの人が知っているのか」と嘆いていた。
標識には幅1.5メートル以下の自動車を除くと書いている。つまり、軽自動車の通行は可能。現場を確認に訪れ、しばらく様子を見ていたが、軽自動車の往来は頻繁にあった。自分は確認できなかったが、知らずに通行している普通車が男性のほかにもいるかもしれない。この踏切より一つ三輪崎側の踏切も同じく自動車の通行ができない。
確かに標識だけでは分かりにくい。まして、軽自動車が普通に通行していれば、普通車も知らずに続いてしまっても不思議ではないと感じた。踏切手前に路面標示をすれば分かりやすいのではないか。知らずに交通違反を犯してしまうドライバーをなくすためにも一考できないか。
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