尾鷲市長・市議選まであと1か月。市長選、市議選とも4年前は年明けすぐから動きがあったが、今回は噂は聞くけど立候補表明がない状態が続いた。立候補予定者説明会には、市議選は13陣営が出席。「無投票か」と思われたが、多くの陣営にとって「厳しい選挙戦」になりそうだ。
尾鷲署も1日、選挙違反取締本部を設置し、公平・公正な選挙となるよう目を光らせている。全国的に注目を集めるような選挙は、いろいろな意味で「無法地帯」となってしまっている。早々に公職選挙法を改正すべきだが、国会の動きは遅い、というか、起きていることの動きが早すぎて対応が間に合っていない。
尾鷲市で同じことが起こるとも思えないが、各陣営、注意が必要だ。いわゆる「勝手連」が行った行為でも、立候補者の責任が問われる事態が起こりかねない。
法規制のほか、民間のサービスも、選挙や演説に関する投稿を閲覧報酬から切り離すなどの対応が必要だ。違法行為をしても注目されれば金が稼げるという仕組みを無くさないといけない。
(M)
