高額療養費制度の自己負担の上限額引き上げについて、厚生労働省が6~7月に実施したパブリックコメント(意見公募)には、5000件を超える意見があったという。「意見なし」のパブコメもあることを考えると、5000件超というのは多く感じる。
パブリックコメントに意見を提出するのは、内容を修正すべきと考えるからで「原案に同意する」という内容のコメントは通常考えにくい。この件については、大半が負担増に反対するものだった、と報じられている。それでも見直しは行われてなかったという。
本来、意見を聞いて内容に反映させるのがパブリックコメントの役割だが、現状、「形だけ」になっているものも目に付く。イギリスには具体的な内容を決める前に案を示して意見を聞く仕組みがあるという、見習うべきと思う。
尾鷲市の総合計画は、後期基本計画の策定が進められている。年末ごろにはパブコメの手続きが取られる可能性がある。意見を内容に生かせるようなしっかりとした手続きを期待したい。
(M)
