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住民招待しおにぎり振る舞う 高田小中学校で収穫感謝祭

 新宮市立高田小中学校で28日、「たか田んぼ感謝祭」が開かれた。児童生徒が地域住民や保護者らの協力を得て取り組んできた米作りの集大成となる行事で、収穫の喜びを分かち合うとともに、1年間の活動を支えてくれた人たちに感謝の気持ちを込め、手作りのおにぎりと豚汁を振る舞った。
 
 同校では毎年、学校近くの約0.5アールの田んぼで、田植えから除草、水の管理、稲刈りまで、年間を通じて米作りに取り組んでいる。一連の作業を通じて、米を育てる苦労や食の大切さ、地域の人たちとのつながりについて学習。今年は9月14日に稲刈りを行い、約110キロを収穫した。
 
 感謝祭では、的場結愛さん(中3)が司会進行を務めた。児童を代表して林煌心さん(小6)が「皆さんに協力していただき、お米を作る大変さや、たくさんの人に支えられていることを学びました。これからも地域の皆さんとの関わりを大切にしていきたい」とあいさつした。
 
 この日は、収穫した米6.6キロ(約4升4合)を炊き、サケやツナマヨ、昆布、梅干しなどを具材におにぎりを作った。児童生徒もおにぎりを握り、豚汁の調理も協力しながら準備を進めた。
 
 参加者はできたてのおにぎりや豚汁を味わいながら和やかに交流。おにぎりを4個も平らげる児童もおり、会場には笑顔が広がった。
 
 𠮷松令乃さん(小1)は「初めて米作りに取り組みました。自分たちで作った米はすごくおいしかった」。石倉良紗さん(中1)は「貴重な体験をすることができ、達成感や感謝の気持ちの大切さが分かりました」と振り返った。地域住民の1人も「お米本来の味わいが分かる塩むすびが最高においしかった」と話していた。
 
 食事後に小学生が米に関するクイズを出題して参加者を楽しませ、生徒代表の森岡源氏さん(中2)が改めて感謝を伝えた。残りの米は児童生徒が持ち帰ったほか、地域住民に土産として手渡した。

      新宮市

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