台湾・高雄市の小学生が紀北町と尾鷲市の中学校を訪問し、生徒らと交流した。新型コロナウイルス感染症の影響で、気軽に行き来できないころからオンラインで交流しており、今回、対面で一緒にゲームをしたり、お互い学んできたことを発表し合ったりした。
日本の中学生も、台湾の小学生も英語が上手と感心した。技術は使わなければなまってしまうが英語学習から離れて20年余り。もともと英作文などは苦手だったが、子ども相手でも話せないのは残念。
英語が聞ける、話せることが前提の社会になりつつある。少なくとも、就職などでは大きな不利になる。また「理解できた方が得」という場面は多い。
学んだ知識を実際に使う機会は貴重。外国の子どもを受け入れるという機会はそうそうないが、オンラインでの交流は続けられると考える。今回、各学校で協定が結ばれた。オンライン交流を通じ授業の共有、地域文化の紹介、テーマ学習などについて共同で学習を行うことが盛り込まれている。末永く交流が続いていけばいい。
(M)