尾鷲市の向井コミュニティーセンターは17日、市立中央公民館でスパイスカレー作りの講座を開いた。親子連れら25人が、松阪市のハーブセラピスト、小津香代子さんに教わりながら、チキンカレーを作って味わった。
ヨーグルトとカレー粉を合わせたタレに漬けこんだ鳥の胸肉を使ったもの。一晩置いたものを講師が用意した。
カレー粉は、ターメリック、クローブ、シナモン、クミンなど10種類を調合したものを使った。
参加者はレシピを見ながら手慣れた様子で調理。みじん切りにした玉ねぎをあめ色になるまで炒め、水とカレー粉、塩などを入れると、調理室がカレーの匂いに包まれた。
トマト1缶を加えてよく混ぜた後、鳥の胸肉をタレごと入れて少し煮込んで完成させ、昼食に味わった。
参加者らは「おいしい」「ボリュームがある」「手軽にできるので家でも作りたい」などと話していた。