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正しい申告、他の模範 新宮税務署管内 納税表彰・感謝状贈呈

 新宮税務署、公益社団法人新宮納税協会、新宮納税貯蓄組合連合会(納貯連)による「令和6年度納税表彰並びに感謝状贈呈式」が14日、新宮市の新宮商工会議所であった。管内で適切な納税に向けた活動に尽力した個人・学校に対し表彰状・感謝状を贈呈した。

 はじめに、新宮税務署の太田尚起署長があいさつ。表彰受賞者に対し、申告納税制度の普及発展、租税教育の発展に努めるなど「納税動議の高揚に極めて大きな貢献」を行ったとして、感謝と敬意を表した。また、税務当局では税務行政のデジタル化を進めていること、今年3月にインボイス制度導入後初めての確定申告を行ったが今後も事業者に寄り添った丁寧な説明に取り組むこと、租税教育の充実を積極的に図っていくことなどを語った。
 
 その後、税務署、納税協会、納貯連の署長・会長らが受賞者1人1人に表彰状・感謝状を贈呈した。
 
 受賞者を代表して、新宮納税協会理事の宮本昌幸さんがあいさつ。この日の感激を新たな糧として、今まで以上に納税協会、納貯連の組織の一層の充実・拡大、活発な事業活動の推進に協力するとともに、正しい申告と期限内納付に努め、他の模範となるよう引き続き努力していく所存だと語った。
 
 最後に、作文「持続可能な当たり前を目指して」で中学生の「税についての作文」の大阪国税局長賞を受賞した新宮市立光洋中学校3年生の榎本幸喜さん、「税は未来への架け橋」で「税に関する高校生の作文」の和歌山県租税教育推進連絡協議会賞を受賞した和歌山県立串本古座高校1年生の西悠斗さんが表彰状伝達を受けた。
 
 作文の朗読も行った。榎本さんは指定難病医療給付制度によって父の難病治療が税金に助けられた体験から、税金が社会に必要不可欠であり、「持続可能な当たり前」を税金で作っていくために、将来は立派な納税者になりたいとした。西さんは、串本町からのロケット打ち上げが和歌山県からの無償の融資によって成立したことに触れ「これこそ税による未来への投資」であり、「まさに明るい未来への架け橋」だとした。
 
◇       ◇       ◇
 
 受賞者・感謝状授与者は下記の皆さん。敬称略。
 
【新宮税務署長納税表彰】
  • 大芝 一眞(新宮納税協会常任理事)
  • 宮本 昌幸(新宮納税協会理事)

【租税教育推進校等表彰新宮税務署長感謝状(受贈校)】
  • 串本町立潮岬小学校
  • 那智勝浦町立下里小学校

【公益社団法人新宮納税協会会長表彰】
  • 伊藤 算志(新宮納税協会理事)
  • 平美 貴將(新宮納税協会代議員)

【公益社団法人新宮納税協会会長感謝状】
  • 東  幸則(新宮納税協会理事)
  • 湊  二郎(新宮納税協会理事)

【新宮納税貯蓄組合連合会会長表彰】
  • 中本たか子(新宮納税貯蓄組合連合会女性部推進委員)

【新宮納税貯蓄組合連合会会長感謝状】
  • 久保 正彦(新宮納税貯蓄組合連合会前監事)

【新宮納税貯蓄組合連合会会長感謝状(受贈校)】
  • 新宮市立緑丘中学校
  • 那智勝浦町立那智中学校

【全国納税貯蓄組合連合会会長感謝状(受贈校)】
  • 新宮市立城南中学校

【近畿納税貯蓄組合総連合会会長感謝状】
  • 浦木 睦雄(新宮納税貯蓄組合連合会監事・新宮納税協会副会長)

【中学生の「税についての作文」大阪国税局長賞】
  • 榎本 幸喜(新宮市立光洋中学校3年生)

【「税に関する高校生の作文」和歌山県租税教育推進連絡協議会賞】
  • 西  悠斗(和歌山県立串本古座高校1年生)
 

      新宮市

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