あまりに寒すぎてコタツの住人になっている。暖房、ホットカーペット、コタツの三種の神器を駆使して全力で暖を取っている。おかげでそのままウトウトしてしまい、朝方になって目が覚めるという悪いパターンに陥っている。
この時期は誰もが思うだろう。コタツを背負ったまま生活する「コタツムリ」になりたいと。トイレも風呂も家事も、ぬくぬくのまま済ませられたらどれほど幸せか。
コタツはその快適さゆえ、しばしばポジション争いの火種にもなる。きょうだい間では、コタツの中での水面下のテリトリー争奪戦が起こりがち。それがいつしか蹴り合いの大喧嘩に発展する。
「コタツ記事」とは、ジャーナリストやライター、記者が現地調査を行わず、ネットやSNS、テレビ番組など他媒体での情報のみを基に作成した記事。自宅のコタツに入ったまま書けることに由来し、揶揄する意味合いで使われることが多い。しかしこのコタツ記事も、生成AIに取って代わられる可能性もあるという。
コタツの精にはなっても、コタツ記事は書かないようにしなければ。
【織】
