新翔高生が作った交通安全啓発の紙芝居が素晴らしかった。絵や内容はもちろんだが、コンセプトに感心した。園児や小学校低学年児童に対し、交通ルールを守ることを押し付けるのではなく、危険を理解したうえで、命を守るために交通ルールを守らなければならないという考えになってもらうことに狙いを定めた。
紀南交通事故被害者の会の依頼を受け、10か月ほどかけて完成させたという。悲惨な交通事故を1件でも減らしたいとの思いを込めて作った紙芝居。披露した生徒の1人は「道路を渡るときの左右の安全確認の重要性について、小さい子どもにも伝わったと思う」と充実の表情を見せた。また、生徒たちは「大人の行動が手本になる。子どもたちは見ている」とも述べた。その言葉も印象に残った。
普段から車の運転中、あるいは歩いて道路を横断する際、誰かに見られているという意識で行動するよう心掛けている。背伸びするわけではなく、当たり前のルールとマナーを守るだけ。そのことが交通事故を防ぐ一歩になると思う。高校生の言葉を聞いて、あらためて強く意識した。
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