紀北町のデジタル化推進のアイデアを発表する「デジタルで創る紀北町の未来」がこのほど、町役場で開かれた。フィールドワークに取り組んできた東京大学生がスマホ相談会の改良を提言し、役場の危機管理課と危機管理課が実際に導入した業務効率化事業を紹介した。
紀北町では東大の「フィールドスタディ型政策協働プログラム」の一環で、木戸 友仁さん(工学部4)、吉川晶さん(工学部3)、山田詩子さん(教養学部2)、大河花寧さん(教養学部1)の4人が「需要のあるスマホ教室を探り、デジタル申請を町民の身近なものに」をテーマに、住民からの聞き取り調査や、他の自治体の施策などを分析してきた。
発表会には尾上壽一町長や中場幹副町長らが出席。学生は町が従来実施しているスマホ教室をより気軽に参加できる〝双方向型のスマホ相談会〟にしてはどうか、と提案。電子申請についてのアンケート調査から若い世代には認知が進んでおり、役場内に電子申請機材を設置してはどうか、と提言した。
また、職員によるデジタル技術活用について、危機管理課は防災備品の管理を新物資システムB─PLoを導入したことにより、現場からスマホで入力するようにしたこと、企画課は空き家バンクの利用者への情報提供を紙媒体から電子メールに変更したことを報告した。
