あおり運転に対する罰則強化を盛り込んだ改正道路交通法が6月30日、施行された。神奈川県内の東名高速道路であおり運転を発端に夫婦が死亡した事故をきっかけに、あおり運転に対する厳罰化を求める声が大きくなった。ただし、今回の法改正までの間、不幸にして亡くなったり、暴行を受けたりと、あおり運転は連日のように報道されていた。法改正をきっかけにゼロになることを望む。
「あおられる側にも原因の一端はある」といった考えを持つ人も少なからずいるが、車を運転する際には交通ルールを守ることのほか、マナーと思いやりを持ってハンドルを握ることが大切と警察は呼び掛けている。心にゆとりがあれば、相手の行為に対して冷静に対応することができるというわけだが、「時間がない」「先を急いでいる」などの理由で気持ちが焦り、無意識のうちに車間距離を詰めたり、不必要なクラクションを鳴らしたりしてしまうというドライバーがいるのも事実。
これだけ連日報道されると、「もし自分があおられたらどうしよう」と不安になるドライバーはいる。ドライブレコーダーの義務化も必要だろう。
【F】