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紀南抄「『晴れ』と『曇り』の境界線」

 ジメジメとした梅雨が明けるのはいつごろなのか。気象庁は、近畿の梅雨明けを7月11日から20日くらいと予想している。曇ったり晴れたりとうっとうしい天気が続く。
 
 そもそも、「晴れ」と「曇り」の区別はどのようにつけているのだろうと疑問に思った。気象庁では、「雲量」で天気を判別している。雲量とは「空全体を雲が占める割合」のことで、目で見る目視によって空全体を10とし、どのくらいの割合が雲で覆われているかを「0~10」の11段階で示すもの。空のどこかに雲が固まっていても、全体に散らばっていても、割合には変わりなく、雲量が0~1なら「快晴」、2~8なら「晴れ」、9~10なら「曇り」となる。つまり「快晴」というと「雲一つない」というイメージがあるが、空の1割程度なら雲が出ていても快晴である。「晴れ」の幅は広く、雲量が8もあったら曇りなのではと思うが、実際には8割程度の雲量だと晴れと感じる人が多いのだという。
 
 毎日、空を見上げて、雲の量を測れば、自分だけの天気予報ができる。面白いかも…否、きっと面白くないだろう。

【茂】

      紀南紗

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