11月から自転車での飲酒運転や、携帯電話を使いながらの運転について罰則が強化されている。県警によると、年末の交通安全県民運動の期間(1日から10日)に、自転車の酒気帯び運転で13件を検挙したという。これから忘年会、新年会シーズンだが、自転車も「飲んだら乗るな」である。
少し前の話になるが、10歳の児童が信号無視をして車とぶつかった事例について、児童側が100%よくない、と裁判所が判断した事例がネットに出ていた。いろいろな要因が関係している事案だが、大抵は「交通弱者」と言われる側が責任有りとされるケースは少ないので驚いた。なお、車はほぼ停止状態で、児童にけがはなかったという。
子どもでは年齢も要件になるだろうが、運転免許を持っていれば、運転する立場でどのような行為が危険か把握しているはずなので、自転車乗車中や歩行中でも責任認定は厳しくしてもいいと思う。車を運転する人も、自転車などの人も、道路利用者として事故を起こさない意識を持つことが大切だ。
(M)