5日に鳥島近海であった地震。車に乗るとラジオニュースが津波注意報を速報していて驚いた。太平洋沿岸の広い範囲に「若干の海面変動」の情報が発表されたが、午後1時15分ごろに解除となった。夜に気象庁のホームページで尾鷲での実測値を調べたが、津波の影響をうかがわせる部分はなかった。
20センチ以下の潮位変動ということで、尾鷲市、紀北町では防災無線などでの呼び掛けはなかった。紀北町の防災アプリは、気象庁の情報などを配信する仕組みになっており、それが流れたとのこと。また熊野市は、防災行政無線とLINEで海岸に近づかないよう注意喚起したという。
地震はマグニチュード6.6、震源の深さ10キロと速報されたが、後の情報ではマグニチュード6.5、深さ17キロと分析しているという。震源が深くなった分、津波への影響も小さくなったか。
地震のニュースを聞くたびに、南海トラフ地震のことが頭をよぎる人が多いと思う。気にすることが対応の第一歩と思う。
(M)