三重県内の新型コロナウイルス感染者が一桁となり、モニタリング指標でも感染経路不明率を除き、人口10万人当たりの新規感染者数、新規感染者増加割合、病床占有率の3つの指標で注意レベルを下回るようになってきた。
当地方はまだまだ気温の高い日が続いているが、ひと足早く冬が到来した北海道では下げ渋っているとの報道もあり、これから冬に向けて本州以南の状況も気になる。
そんな中、他県ではクラスターに認定された保育園の職員らが、緊急事態宣言中に、同じく緊急事態宣言が発令されている県外へ慰安旅行に出掛けていたとか。軽率ともいえる行動にあきれる。
東京などで歩行者天国が再開する中、感染者が出ていない当地方では、地元の人が集まる行事でさえ取りやめ、警戒しすぎの感もあるが、自制ができない人たちがいるようではどこでどう感染するかもわからず、仕方がないか。
リバウンド阻止重点期間が14日に終了し、県民を対象にしたキャンペーンも始まった。当地方では羽目を外すような人はいないと思うが、第6波が懸念される中、感染対策を徹底した行動がなければ防げるものも防げないし、経済も回らない。
(J)