10月10日と11日は「デジタルの日」らしい。連休を作り出すために祝日が移動してしばらく立つが、ある程度以上の年齢の人にとっては10日は体育の日という印象が強いのでは。
2日間あるのに「○○の日」となっているのは違和感がある。10日だけでいいのではないか。デジタル庁の設置を見越し、菅内閣が昨年から取り組んでいたよう。いくつかの候補を示して意見を聞いたところ、10月10日が最も人気があったよう。
デジタルとは、指を折って数えるような数字のことらしい。1、2、3と飛び飛びで間がない。針で示すアナログ時計は例えば0と1の間に無数の中間があるが、デジタル時計はその間を表示できない。
コンピューターなどは0(スイッチがオフ)、1(オン)の組み合わせ、いわゆる2進数で動く。それで、1と0の組み合わせである10月10日と11日が選ばれた。
個人としてデジタル技術を使えるようになることは大切だし、企業としてもデジタル技術の導入で一層の効率化が期待されている。一方で、デジタル化が進んで地域がかえって暮らしにくくなった、ということのないような社会の発展を目指していかなければならない。
(M)