せんだって、民間調査会社が都道府県魅力度ランキングを発表した。茨城県が最下位を脱出し、北海道が12年連続1位だったという。三重県は前年より6つ順位を落として31位。
魅力度は「各自治体について、どの程度魅力を感じますか?」という問いに、「とても魅力的」100点、「やや魅力的」50点、「どちらでもない」「あまり魅力を感じない」「全く魅力的でない」0点として加重平均して算出したそう。スコアは北海道が60.8だが7位の奈良でも30.6。三重は15.8と低い。
全国的に印象の薄い県は、そこでの暮らしやすさや観光地としての魅力と関係なくスコアが低くなっているように思う。そして、三重県では伊勢志摩サミット以来、大きな話題がない。サミットにしても当時のオバマ大統領が広島を訪問したことで、話題がさらわれたように思う。
三重県は魅力いっぱいの県だが、全国いずれも魅力いっぱいと言える。特に観光客の取り組みや地域外の人のイメージアップのためには、いかにアピールしていくかがポイント。情報発信力は47都道府県の中でも高い方と思うが、今回の調査結果を見る限り、もうひと頑張り必要だろう。
(M)