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不連続線 6月11日付

 「綸言(りんげん)、汗のごとし」という言葉がある。中国の格言で、皇帝がいったん発した言葉(綸言)は取り消したり修正したりできない、ということを意味する。「軽率に発言すること、それを訂正することは良くない」という文脈で使われる。
 絶対権力者の皇帝とまではいかないが、政権に関わる政治家は心しておくべき言葉と考える。例えば総理大臣が「~~せよ」と言ったらほかの閣僚や官僚は不都合な命令であっても従うことになる。本来的な意味ではないが、最近、政治家の不用意な発言が目立つ。後で「撤回する」「誤解があった」と言っても、発言の記録は残る。議事録に残っていなければなかったことにできる時代ではない。
 総理大臣を例に挙げたが、自治体の長や地方議員も同様。6月議会が始まっている。地方議会も長らく取材しているが、不適切発言もしばしば耳にする。議会内で、謝罪、訂正して済むこともあれば、暴言だとして記事になることもある。
 反射的に言葉が口から出てしまい「しまった」と思うことは誰でもある。一方で、首長や議員は言葉に重い意味づけがされる。心して議会に臨んでもらいたい。

(M)

      不連続線

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