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社説「『夏日』続く予報、暑さに慣れて」

 5月半ばだが、じわじわと暑い夏の気配が近づいてきた。下旬にかけての予報を見ると、最高気温が25度以上の「夏日」が続く見通し。この時期は暑さに慣れていないため、25度程度でも熱中症になる可能性があり、早めの対策が必要になる。

 暑さに慣れるためこのところ推奨されているのが「暑熱順化」(しょねつじゅんか)。運動などで体を動かすと、体内で熱が作られて体温が上昇する。体温が上がった時は汗をかくことで体温を調節する。この体温調整がうまくできなくなると、体の中に熱がたまり、熱中症のリスクが高くなる。暑さに慣れることで、発汗量や皮膚血流量が増加し、発汗による気化熱や体の表面から熱を逃がす熱放散がしやすくなる。熱中症の危険が高まる前に、日常生活の中で運動や入浴をすることで汗をかき、体を暑さに慣れさせることが大切。
 
 また、エアコンの試運転もこの時期に済ませておきたい。例年、エアコンの購入・設置・修理が夏季に入ってから集中し、待ち時間が発生する。本格的な夏を迎える前に、各家庭で今のうちに試運転を済ませることで、家庭内での熱中症を予防することにつながる。試運転はまず、フィルター、熱交換器、室外機の状況を確認した後に、運転モードを「冷房」にして最低温度の16度~18度、風量を最大で30分程度運転する。冷風が出なかったり、嫌な臭いがしたりした場合は使用を中止し、購入した販売店やメーカーに相談してほしい。
 
 屋内でも熱中症の危険はある。熱中症予防には、こまめに水分や塩分を補給し、エアコンや扇風機を利用して室内の温度を調整することが大切。高齢者ほど、昔からの習慣でエアコンをつけずに暑さを我慢したり、長引く物価高騰で電気代を節約しようとしたりするかもしれないが、特に高齢者は体温調整機能が低下し、暑さを感じにくく、脱水症状になりやすい点を踏まえると、適切な使用を強く求めたい。一人暮らしの高齢者も多いため、家族や近所の人なども声をかけてほしい。
 
 各自治体には、暑い中来訪する住民のために、庁舎内にウオーターサーバーを設置してはどうか。新宮市内の医療機関で設置しているところがあり、県東牟婁振興局ではマイボトルの給水スポットがある。歩いて訪れる高齢者もいて、少しでものどを潤し、体を休めてもらうことが熱中症予防につながる。住民の健康管理の一環として、今夏ぜひとも設置をお願いしたい。
 

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