新宮市の駅前本通り商店街、丹鶴商店街、仲之町商店街の3つの商店街で8日、活性化イベント「春よこい」が開催された。各商店街の一部が車両の通行を規制する歩行者天国となり、飲食物販売、各種体験、ダンスステージ、もちまきなど多彩な催しが行われた。はいから実行委員会(駅前本通り商店街・丹鶴商店街・仲之町商店街・新宮市)主催。
駅前本通り商店街では、射的やキャラクター釣り、あめ細工などが子どもたちに大人気。太平洋食堂カレーやシュークリームなどの販売にも行列ができていた。豪華賞品が当たるスタンプラリーも行われ、来場者が各ブースを回ってスタンプを集めていた。
丹鶴商店街では、たくさんの飲食屋台をはじめ、ボルダリング体験、ダンスステージなどで、大勢の人々でにぎわった。白バイやパトカー、自衛隊車両の展示もあり、子どもたちが体験乗車や制服を着て写真撮影を楽しんでいた。
仲之町商店街では、おなじみの「ミニ電車」の乗車体験。商店街に敷かれたレールを小さい蒸気機関車がゆっくり進み、乗車した親子連れらが笑顔を見せていた。新翔マーケット、ぜんざいのふるまい、花の寄せ植え教室なども開かれた。
また連携事業として丹鶴ホールでは、縁日&吉本漫才ライブを開催。ミサイルマン、和歌山県住みます芸人のわんだーらんど、奈良県住みます芸人の十手の3組が出演し、会場を笑いに包んだ。芸人らは各商店街で行われたもちまきにも参加し、集まった人たちは、人気芸人がまくもちや菓子に一生懸命手を伸ばしていた。