• 本日の新聞広告
  • 17時更新
    三重 東紀州ニュース
  • 17時更新
    和歌山 紀南地方ニュース
  • イベント情報

商談約100件の事業者も 地域産品、都市部で売り込む

紀北信金 伴走型支援事業

 東紀州の3事業者がこのほど幕張メッセ(千葉市)で行われたスーパーマーケット・トレードショーに参加。生節やまぐろの角煮など、尾鷲地域の産品の売り込みを行った。

 地域の人口減少が進む中、地元の事業者に都市部への販路拡大に目を向けてもらおうと紀北信用金庫が尾鷲市地域経済活性化協議会の後援で行っている地域事業者伴走型支援事業での取り組み。講師によるセミナー、オンラインや訪問での面談による商品のブラッシュアップ(磨き上げ)などを行い、商品の味や量、パッケージなどを改良し、都市部の消費者に選んでもらえる商品を作って商談につなげる。大瀬勇商店、尾鷲金盛丸、もんいまぁじゅの3事業者が、同事業の講師を務めている農水産加工品卸・五味商店のこだわり商品コーナーにブースを作った。

 スーパーマーケットを中心とする食品流通業界に最新情報を発信する商談展示会で、紀北信金によると、2237社団体が3611ブースを設置。3日間で延べ7万7305人が来場したという。大瀬勇商店は本年度の同事業で磨き上げた燻製スティック2種、パスタソース、生節の4商品を出品。尾鷲金盛丸は「まぐろのど旨い漬け」や「まぐろの角煮」などを、もんいまぁじゅは、鈴鹿市の酒造会社が作る人気の日本酒「作」(ざく)の酒かすを使ったフィナンシェを出品。大瀬勇商店ともんいまあじゅは約100件、尾鷲金盛丸は約50件の商談を実施したという。

 同金庫は「3社とも、早速、取引依頼や見積依頼が来ており、今後の取引拡大に期待が持てる」と話している。

      3月10日の記事

      最新記事

      太平洋新聞 電子版 お申込み
      ご購読申し込み月は無料
      ※イベント中止および延期となる場合がございますので、詳細は主催者へ直接ご確認頂きますようお願い申し上げます。

      ニュースカレンダー

      速報記事をLINEでお知らせ 友だち追加

      お知らせ