不安のない市政に
中村文子候補(なかむらあやこ・41)は泉町の選挙事務所前で、家族や支持者ら約20人に見守られ、「今日から一週間、長いようで短いが、酷暑に負けず、一人一人の支持集めにまい進していきたい」と決意を表明。「エイ、エイ、オー」と声を上げ、選挙活動を開始した。
取材に対し、「とにかく市民に不安を抱かせないような市政が目標。子育ても大事だし、高齢者の方々も医療などに対して不安なところが多い。皆さんの不安を、小さいことの一つ一つずつ改善できるように、頑張りたい」と語った。
一児の母であり、子どもの言葉から尾鷲市の子育て環境に課題を感じたという。重視したい政策に、「子育て支援と社会福祉の拡充」「高齢者が地域で生き生きと活動できる環境づくり」を挙げていて、若い人が高齢者に寄り添って支え合うまちを目指す。