防災に携わる人たちが集まっての交流会があり、新宮市社協の職員により、紀伊半島大水害で大きな被害を受けた熊野川町の住民たちが、復旧・復興の中でつながりを強くして地域の活力維持や防災対策に取り組んでいる様子が報告された。
人口減少と高齢化の進展が急速に進んでいる地区。行政任せではなく、自分の命、近所の人の命、そして古里・熊野川を自分たちで守るという気持ちが継続した活動につながっている。さまざまな活動には地元中学生たちの参加も得て多世代での交流を促進し、普段から顔見知りの関係を構築。災害を経験したからこそ、「記憶を未来へ、備えを力に」という意識が強い。
活動の中心となるのが住民団体の「チームくまのがわ」。取材でお世話になることが多く、下阪殖保会長はじめ会員の皆さんは高齢者中心だが、はつらつとした姿やはじけるよう笑顔は若々しく、こちらも「もっと頑張らなければ」という気持ちにさせてもらっている。
熊野川の取り組みが他の地域でも参考になる部分が大いにある。すぐにできるのは、日ごろからのつながりを強くすることだ。
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